LINO・MANA 看板
オープン前に
出来て
ほっと一安心。
あまり打ち合わせができなかった分、
ものすごい不安と戦いながら描いた一枚。
大きな絵を描くのって
何度も何度も下絵を描いて
ほんとはすっごい時間をかけて描いているんですけど、
今回はほんとに時間がなく
実際筆を入れた時間。
4時間。。。。。。。
でも、その4時間
この絵のためだけに
ありえないくらい集中し、
与えられた時間と自分の魂を使ったことは確かです。
描き終わったあとの疲労困憊度、
とりあえず癒し必要、みたいな。
気に入ってもらえたらいいなと思うし、
たぶん、時間が経つほどいい味が出るんではないか、と思う。
お日さまの光の下で
キラキラ光る、と思う。
無限のような螺旋のようなこの模様は
何年も前、
20代半ばに描いたものが元。
約10年くらいも経って
同じものは描けないのは、
私自身の歩いてきた10年があるから。
10年前の元の絵は
几帳面に。そして少し様子を伺うような、
控え目な自己主張。
原画からは、そういうのが伝わってくる。
そして今回描いたものは、
10年前よりも
もっと土くさく、
もっとプリミティブで、
もっと開放的で、
もっとおおらかに
なっている気がする。
虹のような。
プルメリアのお花も
なんだかすごく気持ちよく描けた。
絵を描くということは、
そのときの自分を裸でさらしているようなもの。
2月4日。
逗子の街に
この看板がかかげられる。
おりしも母の誕生日である。
ハワイアンロミロミ・足つぼ
LINO・MANA
by asako-malco
| 2010-02-02 20:55
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